桜の季節が終わり、少し暑さを感じる気候となりました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
さて、4月27日に東京都教育委員会は「都立小中高一貫教育校教育内容等検討委員会」の報告書を公表しました。それによると、東京都立初の小中高一貫校は、立川国際中等教育学校に付属小学校を併設し、2022年度開校予定だそうです。
規模は小学校一学年80名、中等は変わらず一学年180名(中1~高3)になる予定だそうです。
しかし、これでいけば内部進学生が出ることになりますので、一期生が中等学校へ内部進学するときに、中等の受け入れが80名と半減することになります。
この学校の小学6年次で求められる英語力はCEFRのA1レベル、英検で3級程度を目標としています。ですので、小学校から内進してきた生徒たちのことを考えると、2020年以降の新学習指導要領実施後の中等の適性検査は英語力が検査されるものとなる可能性があります。
いよいよ、抜本的な英語改革が目の前に迫ってきたような感じがしますね。「センター入試があるうちに大学に入るから関係ない」とも言っていられなくなりそうですよ。2019年の最後のセンターの受験生がデッドラインとなり、それより若い人たちは新しい英語教育を身につけているということになりますから。4技能を身につけた人たちがマジョリティを占めるのも時間の問題なようです。
各大学は入試形態、とくに英語の試験の改革をすでに始めています。また、各英語資格試験(英検、TOEFL, TOEIC etc)なども検査方法を変化させています。早いうちから、英語教育に関する知識を身につけ、資格試験に取り組んでいくことが重要なようですね。(私自身にとってもそうです。)
優塾調布校は三大検定(英検、漢検、数検)の準会場として長年みなさまにご利用されてきました。また、日本英語検定協会より「奨励賞(Award for Effort)」を2015、2016年と2年連続いただくことができました。そのアドバンテージを生かし、小学英語i-kidsクラスを長年続け、多くのみなさまにご好評いただいております。また、今春にi-kidsビギナークラスを開講し、アルファベットから楽しく英語に親しむ授業を心がけております。これからも地域のなさまに愛される学習塾でいられるよう努力してまいります。
大谷
イラスト わんパグ様